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ラガマフィンってどんな猫?ラグドールにそっくり?!


ラガマフィンという猫種をご存じですか?人気猫種「ラグドール」の親戚といったところなんです。1990年頃、ラグドールに「ペルシャ」や「ヒマラヤン」、「メインクーン」などを掛け合わせて誕生したのが『ラガマフィン』です。では、ラガマフィンについて猫種解説をしていきます。

ラガマフィンの性格

出典:写真AC


『好奇心旺盛』『遊び好き』『人懐っこい』『おだやか』といわれています。ラガマフィンは遊び好きであるものの、運動量が多くて活発というわけではありません。人と一緒にいるのを好み、膝の上に乗ってくれる子もいて、とても愛情深い性格といわれています。

ラガマフィンの特徴

ラガマフィンは、別名『猫界のテディベア』と呼ばれています。大きなカラダにモフモフした毛に包まれて、まるで人形のような可愛らしいルックス。さらに、抱っこをできる子が多いことからついたのかもしれませんね。

ラガマフィンの体重や大きさ

ラガマフィンの体重は男の子6.9〜9kg、女の子4.5〜7kgといわれています。個体差はあるものの、大型猫種で筋肉質であるため、意外と重さがあります。メインクーンやノルウェージャンフォレストキャット、ラグドールやサイベリアンと同じ体型(ロング&サブスタンシャル)に分類されています。

ラガマフィンとラグドールの違いは?

出典:Pixabay


こちらの写真はラグドールです。ラガマフィンとの違いは、毛色の種類にあります。ラガマフィンは『全ての毛色やパターン』が認められています。一方、ラグドールは『シール(こげ茶)』『チョコレート』『ブルー』『ライラック』の4色に限定されています。

ラガマフィンはラグドール同様に抱っこ好き?

個体差はあるものの、スキンシップを好む子が多く、抱っこを嫌がらない傾向があるようです。ラグドールといえば『抱っこ好き』が多い猫種。となれば、親戚であるラガマフィンも、抱っこ好きである子が多いのは当然かもしれませんね。

ラガマフィンは飼いにくい?どんな人に向いている?

出典:PAKUTASO


ラガマフィンは人といることを好み、遊び好きな面があるので、お子さんがいる家庭や、一緒にいる時間をつくってあげられる人に向いています。

長毛種なのでこまめなブラッシングが必要ですが、性格的には初心者さんにも飼いやすい猫種といわれています。

ラガマフィンは猫アレルギーでも大丈夫?

残念ながらラガマフィンは、特別に猫アレルギー反応が出にくい猫種ではありません。一般的に猫アレルギー反応が出にくいとされる猫種は、『サイベリアン』『スフィンクス』『デボンレックス』『コーニッシュ・レックス』『バリニーズ』です。

ラガマフィンの子猫の値段

ラガマフィンの子猫の価格相場は20~27万円程度です。人気猫種に比べると販売されているペットショップやブリーダーが限定されているため、お住まいのエリアによっては手に入りにくいかもしれません。

ラガマフィンの寿命と気をつけたい病気

ラガマフィンの平均寿命は14歳程度といわれています。猫全体の平気寿命は14~15歳程度といわれているので、純血種の中では比較的丈夫といえるでしょう。

気を付けたい病気は以下の通りです。
▼肥大型心筋症
▼多発性嚢胞腎
▼尿石症

まとめ

ラガマフィンの猫種について解説してきました。ラグドールとほぼ見た目も性格も同じで、毛色以外に大きな違いがないことから、猫種登録しない団体もあります。

『ラガマフィン』を画像検索すると、実にいろいろなルックスがあり過ぎて、「何をもってラガマフィンなのか?」判断が難しいと思うのは私だけでしょうか?!

次回は『猫の歯磨き、どうしたらいい?』というテーマでお伝えします。お楽しみに!

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文 / ラカエス花
フリーライター