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猫を飼うとどのくらいお金がかかる?生涯費用について知っておこう!


猫を飼うにあたって、迎え入れの準備をすることはあっても、あらかじめ生涯どのくらいの費用がかかるのかまで計算している人は少ないのではないでしょうか。一般的に、猫は犬よりも長生きです。さらに、近年では室内飼いが主流になっており、20歳以上の猫も珍しくありません。猫を飼うと、合計でどのくらいお金がかかるのでしょう?本記事では、猫の平均寿命のデータから一生にかかる費用目安を計算します。

猫全体の平均寿命

一般社団法人ペットフード協会が2020年10月に全国の20~79歳の男女(有効サンプル約6万3000)を対象に行った調査によると、猫の平均寿命は15.45歳でした。室内飼いに限った平均寿命は16.13歳、外に出る場合の平均寿命は13.57歳となっており、室内飼いのほうが長生きをする傾向にあります。近年、猫の飼育環境やフードの品質が向上したこと、ペット保険が普及して適切な治療を受けさせやすくなったことなどから、20歳以上の長寿猫も増えています。

データ引用:令和2年 全国犬猫実態調査(P60)

猫にかかる年間支出と生涯費用

猫にかかる費用は、飼い方によって大きく変わってきます。ここでは、ペット保険に加入している飼い主さんの場合の年間支出と生涯費用を見ていきましょう。アニコム損害保険株式会社が、ペット保険の契約者5000名以上を対象に行った調査によると、2019年の1年間に猫にかかった飼育費用は約16万円でした。内訳については、金額が多い順に、フード・おやつ代(約5万円)、ペット保険料(約3万円)、病気やケガの治療費(約2万4000円)、飼育に伴う光熱費(約1万5000円)ワクチンや健康診断などの予防費(約1万3000円)、日用品(約1万2000円)と続きます。

述べた以外に、ペットホテルやペットシッター、サプリメント、首輪やリード、防災用品などの費用も含めて、合計で約16万円となります。猫の平均寿命を約16歳とすると、生涯飼育の平均費用は約256万円。仮に20歳まで長生きをしてくれた場合には、約320万円の費用が必要となってきます。ペット保険に未加入の場合では、治療費や手術代などが発生すると、平均以上の費用がかかる可能性もあります。

2匹いれば費用も2倍!?

データ引用:ペットにかける年間支出調査2019

迎える前には経済状況もチェックしておこう

猫の飼育には、飼い主の「深い愛情」が不可欠です。深い愛情の中には、「適切な健康管理」も含まれており、相応の費用も発生します。猫を迎えるにあたっては、初期費用に加えて、生涯責任を持って猫のお世話ができるかまで考えておくことが大事です。飼い主さん自身の健康状態やライフスタイル、そして経済状況も踏まえて、しっかりとシミュレーションしておきましょう!

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文/こしあんブルー
愛玩動物飼養管理士2級
キャットケアスペシャリスト