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海外の猫事情(フランス)


ヨーロッパの中で猫がいちばん多く飼われている国はどこか知っていますか?今回は筆者が滞在する国、フランスをテーマに猫事情を解説していきます。猫好きなお友達との話のネタになれば幸いです。

ヨーロッパで猫が多い国はどこ?

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グローバル調査をするstatistaが2019年に発表した統計によると、ヨーロッパで猫を飼うひとが多い国ランキングは下記の通りです。


1.ロシア
2.ドイツ
3.フランス
4.イギリス
5.イタリア

結果は予想どおりでしたか?ランキングをみると、ペット用の食品などの産業が盛んな国々という印象ではないでしょうか。また居住環境も影響しているのでしょう。

ロシアが多い理由としては、歴史的な背景や宗教の面からも受け入れられたことがあるのかもしれません。さらに、穀物を守るために猫によるネズミ退治が不可欠だったことや、上流社会では価値のある象徴として大事にされていたというのもあるようです。

フランスの猫事情とは?猫を飼っているフランス人はどのくらい?

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ヨーロッパでは3番目に猫が多いとされるフランス。今回は筆者が滞在する国、フランスの猫事情についてお伝えしていきます。

フランス農業省によると、国民の50.5%は動物を飼っているという統計があります。つまり、2世帯のうち1世帯では、少なくとも何かしらペットがいるということです。そのうちの43.5%は犬または猫を飼っています。

犬と猫、どちらが人気?

犬と猫のどちらが多く飼われているのか?というと「猫」です。フランス農業省の調査によれば、フランスには1,400万匹以上の猫、800万匹近くの犬が飼われています。というわけで、犬より猫のほうが圧倒的に人気ですね!
さらに2000年代初めから猫の飼育数は年々増えています。そんなに多く猫が飼われているなら、道端でもよく見かけるか?というと、不思議なことに野良猫はなかなか見かけません。これは私が10年住んでいて、あくまで実感としてですが。

しかしながら、フランスでは毎年ペットの放棄が問題になっているので、街中にはいないというだけの話かもしれません。

フランス人はどんな猫を飼っているの?

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あるフランスTV番組で獣医さんの話によると、フランスで最も多く飼われている猫は「雑種」だそうです。猫を飼っている人の9割は、「人からもらった」または「拾った」とのこと。

一方で、純血種も年々人気が高まっているようです。その理由には、被毛の色や長さなど見た目を選ぶことができ、大人になってからの容姿や性格、飼育のしやすさがある程度わかるからです。フランスには約60種類の純血種がいるとのこと。

人気の純血種については、別のコラムで書いていきますのでお楽しみに!

まとめ

今回はフランスの猫事情を紹介してみました。フランスでは犬より猫が人気で、雑種がいちばん多く飼われていることがわかりましたね。また、猫を人からもらったり、拾ったりして飼う人が多いのも印象的です。

さらにペット大国というのもあり、猫関連の食品は種類が多く、充実しているという実感があります。今後もフランス猫事情を紹介していきますので、ご期待ください。

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文 / ラカエス花
フランス在住ライター