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家族として猫を迎えるときの選び方③純血種とミックスの違いは?


「ミックス or 純血種」の選択肢も、猫を迎える際のひとつのポイントになるかもしれません。私自身は両方飼ったことがあり、それぞれに魅力を感じています。この記事では、優劣ではなく、あくまでもそれぞれの特徴について解説します。「どちらが自分にとって飼いやすいか」という観点で参考にしていただければ幸いです。

純血種の特徴

シンガプーラ

・猫種により、外見の特徴が固定化されている
・性格の傾向もある程度事前にわかる(両親の性格などを教えてもらえる場合もある)
・生年月日が明確であることが多い(血統書も発行してもらえる可能性が高い)
・入手費用が高め(猫種によっては、数十万円レベルである場合も少なくない)
・入手先は、キャッテリーやペットショップなど
・猫種によってかかりやすい病気がある(遺伝性の病気を受け継いでしまう可能性もある)

ミックスの特徴

・成長後の容姿を予想しづらい
・性格の特徴を事前に把握しづらい
・正確な生年月日が分からない場合も多い(両親や兄弟が不明な場合も)
・入手費用が安価
・入手先は、保護団体や動物愛護センター、保健所、直接保護など
・特定の病気が出にくく、一般的に純血種よりも長生きしやすい
・世界でたった一匹というオンリーワン感がある
・生まれた環境によっては、感染症にかかっている可能性もある

純血種の場合は、品種の特徴と自分の生活環境との相性が大事

純血種は、猫種によって「活発で運動量が多い」「温厚で静か」「社交的」など、特徴が大きく異なります。私の場合、純血種では、アビシニアンやシンガプーラ、ロシアンブルー、デボンレックスなどの飼育経験があります。いずれも短毛種ですが、特徴はまったく異なります。

純血種を迎える場合は、見た目の好みだけでなく、内面や行動パターンも含めたその猫の特徴と、自身のライフスタイルがマッチするかという点が長い目で見てとても大事です。具体的には以下のようなポイントも考慮して、自分ともっとも相性のいい猫を選ぶことをおすすめします。

・一人暮らしか or 同居家族がいるか and 子どもの有無
・集合住宅 or 一戸建て
・留守番時間が長い or  留守番時間が短い

例:シンガプーラは運動神経抜群な子が多い

まとめ

猫を迎えるにあたって、純血種とミックスのどちらがいいということはありません。それぞれに素晴らしさがあります。私の場合では、家族の海外転勤にも一緒についてきてくれたミックスの子は大きく環境の変わった2年間で一度も体調を崩すことなく、帰国後も20歳以上まで長生きしてくれました。純血種はそれぞれにユニークかつ魅力的であり、それまで猫に対して持っていた常識や固定観念をいい意味で大きく裏切ってくれます。

今回は、3シリーズに分けて猫の選び方について解説しました。紹介したポイントも参考にして、ご自身ともっとも相性のいい猫を「家族」として迎えてくださいね。

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文/こしあんブルー
愛玩動物飼養管理士2級
キャットケアスペシャリスト