ねこラム

ささみは猫のおやつになる?与えるときの5つの注意点とは?


猫はもともと肉食動物。愛猫にささみをあげてみたいなと思ったことがある飼い主さんもいることでしょう。今回は、猫にささみを与えてもいいのか、また与える際にどんな点に気を付ければいいのかについて解説します。

ささみは基本的に猫にあげてもOK

鶏のささみは、基本的に猫にあげてもかまいません。ささみは低カロリーで腹持ちが良く、水分補給にもなります。柔らかく食べやすいので、食欲が落ちているときには臨時食として役立つでしょう。実際、わたしも飼っている2匹のうち、1匹にはささみをあげています。(なぜ1匹だけなのかは、後ほど解説します)

ささみ大好き!

与える際の5つの注意点

猫にささみをあげる場合には、注意したいポイントがいくつかあります。ささみをあげる場合に、飼い主として注意したい5つのポイントについて解説します。

1.生は厳禁!必ず茹でる

生のままでは、感染症のリスクがあります。ささみを与える際は、かならず茹でましょう。茹で方に特に決まりはありませんが、ひと口サイズにカットして茹でると、短時間でも中まできちんと加熱されます。与える際は、必ず冷ましてから!アツアツの状態では猫ちゃんが口の中を火傷してしまいます。

2.味付けはしない

猫にささみを与える際は、味付けは一切不要です。塩茹での必要もありません。買うときも下味のついていないものにしましょう。

3.腎臓が悪い猫にはNG

ささみには、タンパク質やリンなどが豊富に含まれていますので、腎臓が悪い猫には適しません。腎臓病を患っていたり、高齢で腎臓の機能が低下していたりする猫にはささみはあげないようにしましょう。わが家でも、慢性腎不全で治療中の猫にはささみはあげていません。(嫉妬しやすいので、その子が寝ているときに、もうひとりの子にこっそりあげています)

4.あくまでおやつとして適量を守る

欲しがるだけ大量に与えるのはNGです。与えすぎは、偏食や肥満の原因になります。ささみだけでは、猫が1日に必要な栄養素は摂取できません。ささみはあくまでおやつです。体重に合わせて適量を守り、ささみをあげた日には、他のおやつは控えることをおすすめします。

5.初回は少量で様子をみる

ささみでアレルギーが起きる可能性もあります。アレルギー症状の例は、嘔吐や下痢、皮膚のかゆみなどです。初めて食べさせる場合には少量にとどめ、その後異変が起きていないかを念のため観察しましょう。万が一、症状がみられた場合には、かかりつけ医に相談してください。

(参考)わが家でのささみの与え方

わが家では、買ってきたささみをその日のうちに下ごしらえします。手順は以下の通りです。
①新鮮なささみを一口サイズにカット
②茹でて、よく冷ます
③1~2切れを目安に与える
④残りは1切れずつラップで包み、さらにジップロックで密封して冷凍保存。

茹でたてのささみの匂いにつられて、さっそくやって来ました。

茹で具合をチェックするニャ

くんくん・・匂いも良し!

次回以降、自然解凍後に電子レンジの200Wで5~10秒程度チンしてあげています。冷凍しても味は落ちないようで、電子レンジを回し始めた途端、すぐそばに来て催促するほどです。ささみには目がない子ですが、それでも毎日はあげません。催促されたときのほか、お留守番や動物病院の診察を頑張った後などに、ご褒美としてあげる場合もあります。人間と同様に、猫の食事の好みにも個体差があります。ささみを特に欲しがらない子に、あえて与える必要はないと思います。

食後のデンタルケアも忘れずに!

ささみは猫ちゃんの歯にくっつきやすいので、与えた後には歯磨きも忘れずに行えると理想的です。歯ブラシが難しければ指にガーゼを撒いて歯磨きをしてもかまいません。舐めさせるだけのデンタルジェルも便利です。

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文/こしあんブルー
愛玩動物飼養管理士2級
キャットケアスペシャリスト