ねこラム

猫が飼い主の背中に乗る気持ちとは?3パターンの理由を解説!


外から帰宅してちょっと気を抜いているときに、急に愛猫が背中に飛び乗ってきて驚いたことはありませんか?甘えるならばいつものようにお膝でもいいはず。なぜあえて今日は「背中」なの?と思ったことがある飼い主さんは多いのでは。そこで今回は、愛猫がわざわざ「背中に乗る」行動の真意に迫ってみたいと思います。

あえて「背中に乗る」3つの理由

愛猫が飼い主さんに甘えたいときには、膝や肩などに乗ってくるのが定番ですよね。愛猫が飼い主さんの背中に乗る気持ちや意味とは何なのでしょうか。あくまで個人的な意見ですが、30年以上も猫と過ごし、背中にも乗られたい放題の私が思うに、愛猫が背中に乗ってくる理由は主に次の3つです。

理由1.強く気を引きたい

長い時間、仕事や用事で留守にしていて帰宅した途端、愛猫が背中に飛び乗ってきた場合には、寂しかったのかもしれません。背中に飛び乗ることで、「寂しかった!」「私を見て!」「私はここにいるよ!」と痛烈にアピールしているのかも。背中にしがみついたままゴロゴロ言ったり、背中や髪に頭をこすりつけたりしてくるときは甘えモード。姿勢に無理のない範囲でそのまま頭や体を撫でて安心させてあげましょう。お留守番の後は、ふだんはそんな行動を取らない猫が背中に飛び乗ってくる場合も。

「寂しかった・・・」

理由2.飼い主さんを独占したい

愛猫が背中に乗る行為には、飼い主さんを独占したいという気持ちもあるようです。背中に乗られることによって飼い主さんは動けなくなります。さらに、広く大きい背中をひとり占めすることで、飼い主さんは自分のものだと誇示しているのかもしれません。一般的に、愛情深い猫ほど、独占欲も強い傾向にあるでしょう。独占したいと思っているとき、猫は背中からなかなか下りようとしません。

「絶対どかにゃい」

「私の背中」→「夫の背中」のハシゴ

理由3.明確な要求がある

とにかく愛猫が追いかけてきて、隙あらば背中にも「乗ろう!」「乗ろう!」としてくる場合には、飼い主さんに何かをして欲しいという明確な要求がある場合も。猫の2大要求といえば、「お腹が空いていてご飯が欲しい」「遊んで欲しい」ですよね。このほか、「トイレを掃除して欲しい」「水を変えて欲しい」「おやつが欲しい」など、さまざまな要求が考えられます。要求がある場合は、飼い主さんに気付いてもらうのが目的なので、反応するとすぐに飛び降りることも。

キリッとした表情で要求

飼い主の背中に乗ってくる猫の特徴

背中に乗ってくるのは、飼い主さんを信頼していて甘えん坊の猫が多いようです。高いところから振り落とされる可能性もある背中に乗る行為は猫にとってリスクが高いはず。猫があえて見ず知らずの相手の背中に飛び乗ることは基本的にありません。猫が背中に乗ってくるのにはいくつかの理由がありますが、日々背中によく乗られるという場合は、自分は愛猫に心から信頼されていると思っていいでしょう。

こまめな爪切りを忘れずに

愛猫が背中に飛び乗ってくることの唯一の問題点、それは「痛い」こと。肌着や薄いTシャツ1枚の無防備な背中に爪が引っかかったときの痛さは、それはもう叫ばずにはいられないほど。猫の前足は後ろ足に比べて伸びが速く、爪が鋭くとがっているときに背中に飛び乗られると軽く出血してしまうことも。おんぶが大好きな甘えん坊さんの猫を飼われている場合は、こまめな爪切りもお忘れなく!

大柄な子の場合は腰痛にも注意を…

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文/こしあんブルー
愛玩動物飼養管理士2級
キャットケアスペシャリスト