ねこラム

テレワーク中にネコハラを受ける飼い主続出!いったい何が起きている?


コロナ禍でテレワークが始まったという飼い主さんも多いのではないでしょうか。
猫を飼っているテレワーカーさんの間で話題になっているのが「ネコハラ」。
ネコハラとは、猫ハラスメントの略で、主に在宅勤務中の飼い主さんの仕事をあの手この手で邪魔する猫さんの行為のことです。
しかし、通常のハラスメントとは一味違うのがこのネコハラ。
猫の邪魔は迷惑なのだけれど、「あまりにもかわいくて怒る気になれない」、「むしろ癒されてしまう」というなんとも手ごわいものなのです。

夫のテレワークを機にネコハラ天国と化したわが家

もともと在宅での仕事だった私に加え、コロナの影響で今年から夫もほぼ在宅勤務に。
2人ともが自宅にいることを絶好のチャンスと捉えたわが家の2匹の猫たちは、あの手この手で仕事の邪魔をしてくるように。
ひとしきり私の作業を邪魔したら、次はいそいそと夫のところに・・・という感じでまさにネコハラ天国状態。
わが家のネコハラは、それぞれの猫の性格に応じて、「積極的ネコハラ」と「消極的ネコハラ」に分類されます。

積極的ネコハラの例

ロシアンブルーのアズキはお姫様気質のため、ネコハラの手法も大胆不敵。
こちらの都合などお構いなしに、パソコンの画面をふさぐ、キーボードを横断するなど、強引に仕事の邪魔をしてきます。
このほか、たとえばこのような例があります。

 

キーボードを打たせまいと腕を完全ブロック

キーボードを打たせまいと腕を完全ブロック

 

背もたれを利用し存在をアピール(実は監視?)

背もたれを利用し存在をアピール(実は監視?)

 

問答無用で膝を占拠

問答無用で膝を占拠

 

消極的ネコハラの例

一方、デボンレックスのちまきは大人しい性格のため、ネコハラの手法はいたって控えめ。
物陰から静かにチャンスをうかがい、そうっとネコハラに及ぶ姿には、いじらしさすら感じられます。

 

集中する飼い主と背もたれの間にそっと潜入

集中する飼い主と背もたれの間にそっと潜入

 

気付くと足元に(ワークチェアでの事故注意!)

気付くと足元に(ワークチェアでの事故注意!)

 

小休憩の隙をついた椅子の乗っ取り

小休憩の隙をついた椅子の乗っ取り

 

まだまだキリがありませんが、ネコハラとひとくちに言っても、このように飼っている猫の性格によって、さまざまなパターンが存在するのが面白いところです。

ネコハラを穏便に解決するための対策

愛猫のネコハラに一日中付き合っていられたら幸せ。
しかし、現実にはなかなかそうもいかないですよね。ネコハラは愛猫からの熱烈な愛情攻撃。
できる限り猫の気持ちを傷つけずに穏便に解決したいものです。
そこで、最後に私が実践しているネコハラ対策を3パターンほど紹介します。

かごや段ボールで気を引く

猫は身を隠せる場所を好みます。
作業スペースの近くに、ちょっと狭いくらいのかごや段ボールを置いておくと、いつのまにかすっぽりと入っていたり、中で寝ていたりします。
どうしても集中したいときには、愛猫の大きさにぴったり合うかごや段ボールを置いて、気を逸らしてみるといいでしょう。

 

ちょっと小さすぎた・・・?

ちょっと小さすぎた・・・?

チラシを撒く

猫はカサカサと音が鳴るものも大好きですので、チラシを撒いてそちらに誘導するのも手です。
わが家の猫たちは、チラシの枚数が多ければ多いほど、気分が上がるようです。
一緒に置いておいた「けりぐるみ」で、ひとり遊びを始めてくれることも。

遊んでくれるんじゃないの?

遊んでくれるんじゃないの?

5分だけ遊んであげる

もっともおすすめなのは、短い時間でも、猫と遊んであげることです。
猫は構って欲しくて、どうにかして飼い主さんの気を引きたくてネコハラに及んでいますので、「今はあなたをしっかり見ているよ」と伝えてあげると安心します。
撒いたチラシでそのまま遊んであげるのも手です。
5分遊んであげるだけでも気を良くして、そのままひとりで寝てくれる場合もあります。

テレワークのラスボスは愛猫?

オフィスワークとはまったく異なる働き方であるテレワーク。高いアウトプットを出すためには、「自己管理能力」「孤独への適応力」「能動性」などが必要とされていますが、これらの能力を有していても、愛猫からの巧みなネコハラ攻撃をかわすのは容易ではありません。テレワークが今ひとつはかどらないあなたのラスボスはもしかすると、隣の愛猫かもしれません。それにしても、私のラスボスは強すぎます・・・・。

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文/こしあんブルー
愛玩動物飼養管理士2級
キャットケアスペシャリスト