ねこラム

題名のない猫物語16〜セルカーク・レックスと先住猫のご対面〜


ついに先住猫とのご対面!

名古屋を21時頃に出発し、0時半頃にようやく帰宅すると、家では先住猫達が待ち構えていました。

これまでの経験から、すぐには仲良くなれないということは予想していました。
エキゾチック・ショートヘアーのロマンティコをお迎えしたときも、それまで私達家族の愛情を独り占めしていた甘えん坊のスコティッシュ・フォールドのカメオにとっては、新しい子がとても気に入らなかったらしく、なかなか受け入れてくれませんでした。ロマンティコを追いかけまわし、追い詰め、シャーシャーと威嚇する日々でした。

けれども、そういったケンカの日々もあったものの、月日と共に家族の絆のような関係性ができました。
子どもの頃に拾って飼っていた野良猫達は、子猫達に対して、自分の子供ではなくても面倒を見ていました。より野生に近い野良猫たちには母性が芽生えるのでしょうか。
一方で、雄猫達は大抵、子猫に興味を示しませんでした。猫には父性はないのでしょうか?それとも単に性格によるものなのでしょうか?
今、カメオは14歳、ロマンティコは10才です。もしかしたら二匹とも大分大人になっていて、新しい子猫を優しく迎えてくれるのではと、ほんの少しの期待を持ちながら、ご対面の瞬間が訪れました。
ところが、カメオは真っ先に「シャーッ!!」と唸り声をあげ、ビビりなロマンティコは壁の影からおそるおそる子猫の様子を覗き込みながら、「ウー」とうなり声をあげて警戒していました。
やっぱり…。

そこで、ひとまずは先住猫達の縄張りになっているリビングにケージを置いて、子猫を一日に1時間程度そこに入れながら、少しずつ慣れさせるところから始めることにしました。
親猫や兄弟猫達と離れ離れになって不安な状態に違いない子猫とは、夜は寝室で一緒に休みながら親睦を深め、昼間はそのまま寝室で自由に放し飼いにして、トイレ・トレーニングや食事管理をしながら様子を見ることにしました。

セルカークレックスの子猫

猫ちゃんを一匹だけ飼っていると、ついつい一匹でのお留守番が可哀想に思い、もう一匹飼ってあげようと考えられる方が意外に多いようです。
二匹仲良くじゃれ合い、二匹仲良く寄り添いながら寝る姿…。大抵はその微笑ましい想像図は打ち砕かれるところから始まるでしょう。
先住猫との縄張り争いや、飼い主の愛情の奪い合い、ジェラシー、または何の興味も示さない等々…。猫の気持ちも人と同じく複雑です。
もちろん私は、先住猫と新入りちゃんの双方がストレスをためてしまうことは望んでいません。
時間の経過、そして自分の愛情のかけ具合で状況が変わっていくはずだと信じながら、まずは先住猫達の許しをもらえる時を待つことに…。

紹介が遅れましたが、子猫の名前は「レイラ」に決まりました!
次回は「レイラ」のモンスターぶりと、先住猫との不仲の解決法に関わる、フランスの商品について書いていきたいと思います。

セルカークレックスの子猫