ねこラム

題名のない猫物語9〜猫にお薬を飲ませる技を習得!〜


猫にお薬を飲ませる技を習得!

私は一緒にお家に帰る外ないと思い、点滴が済むのを待ってからカメオを連れて帰りました。

それからは、ほぼ付きっきりで面倒を見ました。処方された飲み薬は苦く、餌に混ぜても吐き出してしまいます。連れて帰って来たことを後悔したくない一心で、まずは薬をどうにか飲ませるためにアイディアを尽くしました。

時間はかかりましたが、漸く効果的な技を習得しました!

座っているカメオを背後から抱え込み、左手で顎を上に向け、右手で口が開くように上顎を引っ張りながら横の歯の隙間をねらって薬を放り込み、すかさず注射器で水を流し込む方法です。素早さが肝心です。

5日間ほどこれを続けた頃には、下痢はおさまり食欲も出てきました。

その1月後にはすっかり体重も元に戻り、ご飯の時は走って来るまでに回復しました。それから2年ほど経った今も、便秘になることもなく毎日快調です。筋肉の感覚が麻痺しているせいか、時折歩きながらう〇こを落っことしていますが、それも可愛いものです。

この子の死を覚悟した日々が嘘のようです。

最近では気を引くために甘え方が芝居がかっていますが、できる限り甘やかすようにしています。また病気が悪化しないように…。

もう1匹のエキゾチック・ショートヘアー

さて、もう1匹の子(エキゾチック・ショートヘアー)は、今のところ病気とは無縁の健康な子です。

出会ったのは、祖母の法事の帰りでした。従兄弟がペットショップに寄りたいといい出したしたので、一緒について行きました。

一目見て心を奪われました!衝撃的でした!

カメオの第一印象は美しく、品格を備えたゴージャスなイメージですが、容姿に惹かれたわけではないのです。ガラス越しに覗き込む私に向かって鳴き叫ぶので、わたしを気に入って連れて帰って欲しいと思っているに違いないと、勝手な使命感を感じて飼うことを決心したのです。

一方、エキゾチック・ショートヘアーのこの子には、素晴らしく芸術的なその愛らしさに心を鷲掴みにされました。つまり容姿に惹かれたのです。

ブラックに茶が混じったトーティーでセミロングの女の子です。頭の形は大福餅を軽く潰したような丸顔、鼻は豆より小さく「はなぺちゃ」です。口は東京タワーがそびえたっているかのように見えます。細目の時は目つきが悪く、こそ泥のよう。それが、目をぱっちりと見開いた時のつぶらな瞳はロマンチックです。手足は意外に長く、歩く姿はとてもエレガント。しっぽは長めで天に向かって切れ上がっています。

美しいカメオとは全く違いますが、キュートさとヘンテコさのバランスが、見事にわたしのタイプでした。

結局、従兄弟は犬猫見学をしただけで、わたしはまさかの2匹目を飼うことになりました。

名前はロマンティコ。スペイン語でロマンチックの意味です。結局呼びにくいので、今ではティコと呼んでいます…。
ティコは少し知恵遅れに思える行動をします。そして、あまりエキゾチック・ショートヘアーらしくない性格なのですが、彼女の愛らしさにはいつも癒やされています。