ねこラム

題名のない猫物語8


カメオは、これまでにも引っ越しは何度も経験をしており、環境の変化には柔軟に適応できる様子で、ストレスをためて体調を崩すようなことはありませんでした。けれども、1晩1人ぼっちで置き去りにされてしまったのは、かなりのストレスだったようです。、元々甘えん坊なカメオの甘えっぷりはさらに増し、新居で私はカメオから四六時中監視されていました。側から離れません。

そして、食いしん坊なはずのカメオの食欲は次第になくなり始め、痩せてきているのにお腹だけが膨れてきていることに気付きました。すぐさま病院に連れて行って診察を受けました。お腹に便がたまって出せない状態だということで、便をかき出す処置をしてもらいました。

そもそもスコティッシュ・フォールドは遺伝性の骨の形成異常で発症した突然変異で耳が折れ曲がっているのが特徴で、血統が濃いほど遺伝性の病気にかかりやすいのだそうです。数年前から骨の異常が現れ、軽いびっこはひいていましたが、痛がるような様子は見受けられませんでした。
骨が次第に固いコブのようになって突き出し、周りの神経を圧迫して便を出す時に痛みを伴うので、踏ん張ることが困難で便秘が酷くなっていたようです。先生には、今後、定期的にお腹の掃除をしなければならないといわれました。

本当はとても痛かったのにカメオは我慢していたのだと思います。先天性の病気であるため、根本的に治す方法はありません。そこで、痛み止めの注射などの応急処置をしてもらって帰宅しましたが、カメオは一向に元気になりません。それどころか水下痢が止まらず、垂れ流すばかりなので目が離せません。身体は痩せ細り、背骨が突き出しているのが触らなくても見てわかる状態です。

心配になり病院へ連絡して相談しましたが、下痢は次第に治ると思うので暫く様子を見て下さいといわれてしまいました。居ても立ってもいられず、私は他の病院でも診てもらおうと、猫専門の病院を探してカメオを連れていきました。
衰弱していたカメオを診察した先生は、直ぐに点滴をして入院させた方が良いといいました。そして今夜、死んでしまうかもしれない位に危険な状態なので、今が最後になるかもしれないことを覚悟してくださいというのです!!

悲しすぎます。