ねこラム

題名のない猫物語5


いつも猫といっしょだった生活

現在、スコティッシュフォールド(雄)とエキゾチックショートヘア(雌)の二匹と暮らしています。この子達の話はまた後程。

私は、小学一年の頃から26歳で結婚をするまで実家で暮らしていましたが、実家には常に猫がいました。
現在暮らしを共にしている二匹の猫達は離婚してから飼いましたが、それが初のペットショップ・デビューでした。

野良猫や捨て猫を連れて帰っていた幼少期の後も、動物病院の診察室で里親探しの貼り紙を見て名乗り出てしまったり、友達の友達の友達という知らない人から産まれたての仔猫をもらってくれないかという連絡があって引き取りに駆けつけてしまったりと、相変わらずでした。
癖というよりも、私の弱みです。放っておけずに思わず反応してしまうのです。
そんな私に文句を言いながらも、一緒に面倒をみてくれた家族には本当に感謝しています。

自分が大人になっていくにつれて、猫達とは小学生の頃のようなべったりとした関係性ではなくなりましたが、今でも大切な存在です。

そこにいるのが当たり前で、「飼っている」という感覚とは違います。
私にとって、猫達は本当の「家族」になったのです。

そんな家族同然の猫達の死や、彼らが突然姿を消して行方不明になったままお別れをする、という悲しい経験もありました。

気が合わない猫同士が喧嘩を繰り返し、縄張り争いをして去ってしまったこと。

猫は死に目を見せないと聞きますが、甘えん坊で私にとてもなついていた最年長の猫が、突然姿を消してそのまま帰らず、という別れ(本当の死因はわかりませんが)。

引き取ったばかりの産まれて間もない子猫が、私が学校に行っている留守中に体温を保つことが出来ずに、家に戻った時には冷たくなって死んでいたこと。

そして、交通事故です。
私の家の前はバスやトラックがよく通る道路で、不思議なことに三匹とも同じ場所で交通事故に遭いました。

二匹目が交通事故で死んでしまってからは、猫を家から出さないようにしていました。
それまでに外での遊びを知ってしまった猫達にとっては、さぞかし退屈でストレスになったことでしょう。

私の実家は来客が多く、ある時ちょっとした隙を狙って外に飛び出した猫が、その数時間後に車に跳ねられました。

この時、自分が猫達を飼ったことを初めて後悔しました。