ねこラム

室内飼いでも愛猫を退屈させない4つのポイント


理想的な猫の飼い方として定着しつつあるのが、猫をまったく外に出さない「完全室内飼い」です。室内飼いには、感染症や交通事故のリスク軽減など、愛猫に長く健康に過ごしてもらうためのメリットが多く、ペット共生型のマンションも増えています。私もマンションで2匹の猫を完全室内飼いしています。ただし、本来猫は、狩りをしたり隠れたりするのが大好き。室内飼いでも、適度な刺激を与えてあげることが大事です。今回は、室内飼いでも愛猫を退屈させない4つのポイントを紹介します。

高い場所をつくる

室内に最低ひとつはキャットタワーやキャットステップを配置し、猫にとっての安全な隠れ場所を確保しましょう。できれば、家族が集まって話をしたり食事をしたりするリビングに、部屋全体を見渡せる高い場所を作ってあげると猫は安心します。スペース的にキャットタワーなどを置くのが難しい場合は、背の高い本棚や食器棚などの家具でも代用できます。ただし、踏み台を使っても人の手が届かないほどの場所を作るのは禁物。いざ、動物病院に連れて行くときに猫がそこに隠れてしまうと、手出しができません。

わが家ではキャットタワーに加えて冷蔵庫を活用

外の景色を見せる

猫は好奇心が強く、窓の外の景色を眺めるのも大好きです。外の緑や鳥、花など、四季によって異なる景色を眺めさせてあげることで、猫にほどよい刺激が与えられます。ただ、好奇心が強すぎる猫だと、外に出たがってしまう場合も。リビングの出窓など、人間が出入りしない場所を猫の観察スポットにしておくと安心です。

外のにおいを嗅がせる

景色に加えて、外のにおいを嗅がせてあげることも大事です。猫は視覚よりも嗅覚が優れており、においからさまざまな情報を読み取っています。室内とは違う外のにおいは、猫にとって良い刺激になります。ただし、安全対策、脱走対策は万全にしておきましょう。猫は施錠されていない網戸程度であれば、簡単に自分で開けてしまいます。夏場は網戸ストッパーを使うなどして、猫の転落・脱走には十分注意しましょう。

日光浴させる

猫は太陽の光を浴びることで、体内時計を調整しています。家の向きや間取りによっては難しい場合もありますが、猫がのびのび日光浴できる場所を確保してあげるのが理想的です。もちろん、直射日光が当たらない場所や温かいところ、ひんやりしたところなど、時間帯や猫の気分によって自分にとって心地よい場所を猫自身が選べるようにしてあげましょう。

太陽の動きに合わせて寝床も移動

まとめ

ストレスは猫の不調や病気につながります。基本となる安全管理や衛生管理に加えて、猫本来の野性にも配慮し、猫にとって満足度の高い環境づくりに配慮しましょう!

文/こしあんブルー
キャットケアスペシャリスト
キャットシッター