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旅行で猫を留守番させても大丈夫?必要な準備や安全対策


猫は基本的に留守番が得意です。生後半年を過ぎていれば、毎日でも朝から夕方までの長い留守番もこなせます。ただし、留守番をさせるうえでは、「猫が快適に過ごすための準備」が必要ですし、「事故を防ぐための安全対策」も重要です。今回は、愛猫を留守番させる際のポイントをまとめて紹介します。

留守番にあたっての注意点

猫に留守番に慣れてもらうコツは、最初から長時間の留守番をさせないことです。特に飼い主にべったりの甘えん坊さんの場合、いきなり宿泊を伴うような長い留守番をさせるのはかわいそうです。まずは、数時間程度の短めの留守番から慣らしていき、徐々に時間を長くしていきましょう。ご飯やお水の用意だけでなく、季節に応じた室内の温度調節や湿度管理も考えてあげる必要があります。

留守番にあたっての準備

猫に快適に過ごしてもらうためには、便利グッズも活用しましょう。日帰りの留守番にあたっては、あらかじめ次のものを準備しておくことをおすすめします。

・自動給餌器や給水器
・ペットカメラ
・網戸ロック
・24時間タイマー

自動給餌器はセットした時間に、一定量のご飯が自動的に給餌されます。給水器を使えば、いつでも猫が大好きな新鮮な水が飲めます。ペットカメラがあれば、留守番中の猫の様子が分かりますし、商品によっては声かけができるものも。網戸ロックは、夏場など室内の暑さが気になるときに便利なほか、猫の逃走防止にもなります。コンセントに差して使う24時間タイマーは、冬場の暖房調節に重宝します。

案外楽しくやってます

安全対策

留守にする際には、部屋はきれいに片付けておくのが基本です。オモチャを出しっぱなしにしていると猫が誤飲してしまう恐れがあります。ゴミ箱も猫にとっては楽しい宝箱です。中身で遊ばれないように捨てておくことをおすすめします。また、猫は足場さえあればどこにでもジャンプしてしまいます。踏み台や椅子など、上がって欲しくない場所の足場になりそうなものは片付けておきましょう。水の事故を防ぐために、お風呂のお湯も抜くことも忘れずに。人間用の食品のほか、洗剤や化粧品など、猫が口に入れてはいけないものもしまいましょう。

1泊2日の留守番

1泊2日程度であれば、家に置いておくほうが猫には負担がかかりません。日帰りの留守番にプラスしたいアイテムは、予備のトイレです。普段のようにこまめに掃除ができないときには、システムトイレのほうが衛生的です。自動給餌器や給水器を使わない場合は、ご飯とお水を多めに用意しておきましょう。

2泊3日以上の留守番

2泊3日以上の場合は、友人や家族にキャットシッターを頼みましょう。動物病院やペットホテルに預けるという手もありますが、猫としては慣れた自宅にいるほうがストレスが少ないでしょう。キャットシッターを依頼するうえでは、お願いすることをまとめた手順書を用意しておくと便利です。一度のご飯の量は猫の体重や健康状態によって調節が必要ですし、トイレの始末の仕方もトイレ砂の種類によって異なります。相手が困らないように、普段のやり方をわかりやすく記載しておきましょう。

手順書に書いておくと良い内容(一例)

・一度のご飯の量
・食べ残したご飯の後始末方法
・トイレの掃除方法
・室温や湿度の管理方法
・換気の有無
・猫がよく隠れる場所
・出かける前の様子や体調
・トイレの回数を書き込む表(帰宅したときに猫の体調を把握できるように)

人見知りの猫の場合は、慣れない相手が来宅したら隠れてしまうかもしれません。よくいる隠れ場所も教えておくと安否確認がスムーズです。可能であれば猫の様子を朝と夕の2回、最低でも一日1回は確認してもらいましょう。キャットシッターは、普段から猫の扱いに慣れている人やすでに愛猫と会ったことがある人に頼むのが理想的です。

早く帰ってこないかニャ

帰宅後はたっぷりとスキンシップ!

旅行から帰宅した後は、しっかりと愛猫とスキンシップを取ることが大事です。人間の2泊3日は、猫にとっては1週間近い長さに感じられたかもしれません。スキンシップで愛情を伝えると共に、留守番のストレスで体調を崩していないかなどもしっかり確認しましょう。

文/こしあんブルー
キャットケアスペシャリスト
キャットシッター