ねこラム

猫の正しい抱き方は?抱っこされるのが好きな猫もいる?


猫を飼っているお宅に遊びにいったときに、猫をうまく抱っこできずに逃げられてしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか。猫に慣れていない人の場合、噛みつかれたり引っかかれたりしたらどうしようという恐怖心から、猫を上手に抱けないことがありますよね。飼い主さんの中にも、愛猫を抱っこしようとしてもすぐに逃げられてしまう、あるいは爪を立てられて痛い思いをしたという人もいるかもしれません。そもそも大人しく人間に抱かれる猫ばかりとは限りません。しかし、コツを押さえれば、誰でも簡単に猫を抱っこできます。

抱き猫になるかどうかは子猫のときに決まっている?

世の中には、「抱き猫」と「そうでない猫」がいます。あくまで持論ですが、抱き猫になるかどうかは子猫のときの「飼育環境」と「生来の性質」が関係しているようです。まず、生まれたときから人間に飼われている猫は野良猫として育った猫よりも「抱き猫」になる可能性が高いです。しかし、野良猫の中にも大人しく抱っこされる猫もいれば、キャッテリー育ちでも抱っこが嫌いという猫もいます。小さいころから人間に可愛がられて育ち、さらに子猫のときから抱っこがOKという猫は、飼い主さんに抱っこされるのが大好きな「抱き猫」になってくれる可能性大です。
※緊張している猫を強引に抱きかかえるのは危険ですのでやめましょう。

完全に緊張状態!無理は禁物

正しい猫の抱き方の基本!「お尻をしっかり支える」

猫を抱っこする際には、猫が安定する姿勢で抱き上げてあげるのが基本です。ではどうすれば猫が安定するのでしょうか?答えは、お尻と後ろ足をしっかりと支えてあげることです。猫の脇に両手を入れて猫を抱き上げたら、片手をお尻と後ろ足の下に入れて猫の体重をしっかりと支えてあげましょう。猫の前足は自由にさせてあげると、自然に肘や肩に乗せてきます。もう片方の手で、猫の頭や背中を撫でてあげると猫も喜びます。

猫が抱っこされやすいシチュエーション

同じ猫でもシチュエーションによっては、大人しく抱っこされるときがあります。愛猫がなかなか抱っこさせてくれないなと感じている場合は、次の3つのシチュエーションを狙ってみることをオススメします。

1.眠いとき
眠いと感じているとき、猫の動きは鈍くなります。普段は抱っこをさせてくれない猫でも、眠そうなときには抱き上げてみると案外腕の中で大人しくしてくれることも。飼い主の腕の中が心地よいと感じた場合には、そのまま眠ってしまうこともあります。

2.寒いとき
猫は寒がりですので、冬場は夏場よりも飼い主にぴったりとくっつく傾向にあります。飼い主の近くに寄り添ってきたら、頭や背中を撫でたり声をかけたりしながら、優しく抱き上げてみると良いでしょう。ただし、嫌がる場合にはすぐに離してあげましょう。

3.飼い主がモコモコの洋服を着ているとき
一般的に、猫はモコモコした柔らかい素材が大好きです。パイル生地など、猫に好まれやすいふわふわモコモコのルームウェアなどを着ているときは、絶好の抱っこタイミングです。ただし、こういった素材は猫の爪が大変引っかかりやすいため、あらかじめ爪を切っておくことをおすすめします。

ふみふみ

もう寝そうです・・・。

もう寝そうです・・・。

抱っこ好きでも嫌いでも、飼い主への愛情は同じ!

わが家では2匹の猫を飼っています。2匹ともキャッテリー出身で子猫のときから人間に飼われていますが、1匹はいつまででも腕の中で大人しくしてくれる「抱き猫」で、もう1匹はすぐに逃げてしまいます。しかし、2匹とも腕枕が大好きな甘えん坊です。抱っこの好き嫌いには個体の性格もあります。抱っこ嫌いでも、決して飼い主に愛情がないわけではありませんので、安心してくださいね。




文/こしあんブルー
キャットケアスペシャリスト
キャットシッター