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愛猫の体重測っていますか?体重測定は健康管理の基本!使いやすい体重計の選び方とは?


猫も人間と同じように、体重減少の陰には病気が隠れていることがあります。特に、急激な体重減少は危険です。目安としては、1カ月以内に体重の1割以上の減少がみられた場合は、異常と考えられます。このように急激な減少があったときには猫の見た目にも変化が現れますので飼い主としても気付きやすいですが、緩やかに体重が落ちているときも、病気の可能性があります。ただし、少しづつ体重が減少している場合は見た目に変化として現れづらく、毎日一緒に過ごしているがゆえに見過ごしてしまうこともあるのではないでしょうか。こうした緩やかな体重減少に気付くコツは、毎日の体重測定です。

※体重測定は水平な場所で!

猫の体重はどうやって測れば良い?

もっとも簡単な方法は、飼い主が猫を抱きかかえて体重計に乗った重さから飼い主の体重を引くというやり方です。ただし、人間用の体重計では100g前後の誤差が生じやすく、あくまで体重の目安を知るための方法であり、正確とはいえません。猫の体重は人間よりもずっと軽いため、100g程度でも誤差の影響は大きく、特に体重管理がシビアになる病気の治療中にはおすすめできません。やはり、犬猫用の体重計を使うほうが確実です。

体重計の選び方のポイントは?

世の中には、数多くの犬猫用の体重計が市販されています。性能に合わせて、値段も2000円前後~1万円以上とさまざまです。体重計を選ぶ際は、金額以外にも次のポイントを意識してみてはいかがでしょうか。

1.最小単位
犬猫用の体重計は、5~50g単位で測れるものが多く、最小単位が小さければ小さいほど、より正確な体重を測定することができるといえます。動物病院では、診察台で体重測定できるようになっていることが多く、5g単位で測定しているケースがほとんどではないでしょうか。

2.表示速度
猫の場合は、体重計に乗せられてじっとしてくれる子のほうが少ないでしょう。体重が速やかに表示されれば、スムーズな測定が可能です。あくまで目安ですが、測定時間が2秒以内だと測定しやすいです。動く場合は、両手で囲いを作って少しジッとさせるのがコツです。

3.風袋機能
どうしてもじっとしてくれない場合は、風袋機能のあるタイプを選ぶと良いでしょう。キャリーなどに入れて測り、キャリーの重さを引けば良いので簡単です。お気に入りのタオルケットの上に乗せて測り、タオルケットの重さを引くというやり方もおすすめです。

4.計測台の広さ
すぐに片付けられて邪魔にならないように、できるだけ薄くてコンパクトなものが良いと思っている人も多いかもしれませんが、述べたように猫は基本的にじっとはしません。そのため、計測台は猫の体格に対してある程度余裕があったほうが良いです。狭いとすぐに降りてしまってスムーズな計測ができません。

■小型ペット体重計「ペットくん」(5g単位で計測可能で計測台も広め)

常設しておくと猫も慣れてくれます

猫の体重測定には、人間用のベビースケールもおすすめ!

猫の体重測定の方法としては、人間の赤ちゃん用のベビースケールを使うという方法もあります。実際、わが家でも10g単位で測れるベビースケールを使って、日々猫たちの体重測定を行っています。一般的に、ベビースケールは人間用に作られているため高精度の商品が多く、中には1g単位での計測が可能なものも。計測台も赤ちゃんが寝転がれるようにゆったりしています。犬猫用の体重計は最大で10kgまでのものが多く、計測台幅の長さも30cm前後とやや小さめです。一方、ベビースケールの場合は20kgまで測れるものが多く、計測台も55~60cmほどあるものがほとんど。愛猫の健康管理のために体重計を買おうかと考えている場合は、体格に応じてベビースケールも候補にしてみてはいかがでしょうか。

タニタベビースケールBD-586(猫の体重は約4kg)

■タニタ ベビースケール BB-105 IV nometa(1g単位で計測可能の最新モデル)

文/こしあんブルー
キャットケアスペシャリスト
キャットシッター