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愛猫のシャンプーについての疑問を解決!適切な頻度やシャンプー嫌いの猫への対策は?


本格的な冬を迎える前に、そろそろ愛猫をシャンプーしてあげようかなと思う飼い主さんは多いのではないでしょうか。ただし、猫にとって大事な被毛が濡れるのは大きなストレスです。この記事では、猫のシャンプーの頻度目安やシャンプーや短時間で済ませるコツ、注意点などを紹介します。

猫にとってシャンプーは必須ではない!

猫はとてもきれい好きな動物です。猫は体の柔らかさを駆使して、自分で体中を舐めてきれいにしますので、シャンプーは猫にとって必ずしも必要ではありません。特に、短毛種は室内で飼っていればそこまで汚れることはないでしょう。しかし、次のようなケースにおいては、人間の手でシャンプーをしてあげたほうが良い場合もあります。
・野良猫を保護して飼う
・愛猫のフケや抜け毛が気になる
・高齢になってきてセルフグルーミングが難しくなってきた
・長毛種や頭短種、皮脂の出やすい種類(スフィンクスやデボンレックスなど)

個体差はありますが、シャンプーの適切な頻度は短毛種であれば半年に1回(抜け毛の出やすい季節の変わり目など)、長毛種や皮脂の出やすい種類の場合は1~2カ月に1度が目安です。定期的なシャンプーは皮膚病の予防にもなります。短時間で済ませるコツは丁寧な下準備です。シャンプーの前に、ブラッシングやコーミングで被毛をほぐし、毛玉をとってシャンプーしやすくしておきましょう。

シャンプーをするときの注意点

お湯が猫の耳や鼻、目に入ってしまうのはよくありません。そのため、猫の顔に直接お湯をかけることは避け、顔回りはタオルなどを使って拭き取る要領で洗いましょう。また、シャンプー剤が毛に残っていると猫が舐めてしまい危険です。全体を洗ったら、丁寧にしっかりとすすぎましょう。シャンプー嫌いの猫用に、猫を濡らさなくても使えるドライシャンプーも市販されています。ただし、毛に残ったシャンプー剤を猫が舐めてしまう可能性は高まりますので、使用には十分注意が必要です。

シャンプー後には、しっかりと体を乾かしてあげることも大切です。半乾きの状態では、猫が風邪をひくなど体調不良の原因にもなってしまいます。猫の被毛は基本的に二層以上になっていて乾きにくくできています。入念なタオルドライの後に、ドライヤー使って根元からしっかりと乾かしていきましょう。

柔らかく、吸水性の高いタオルがおすすめ

シャンプー嫌いの猫さんには無理をしない

子猫のときからシャンプーをする習慣に慣れさせておくのが一番ですが、どうしてもシャンプーを嫌がる猫を無理に洗うことはおすすめできません。暴れてお湯が猫の耳に入ってしまう、引っ掻かれて飼い主がケガをしてしまうなどのリスクがあるためです。成猫から始める場合は、まずはお風呂場に慣れてもらう、最初はシャワーをかけるだけにするなど、ステップを踏んで徐々に慣れさせていくと良いでしょう。実は、わが家にいる1匹は大のシャンプー嫌い。もう1匹のシャンプー直後の姿を目撃しただけで怯えるほどです。何度かの痛ましい流血事件(飼い主負傷)の後、彼女をシャンプーすることは諦めました。


こんな目に遭うのはイヤ

シャンプーが難しい場合には蒸しタオルで代用

定期的に体を蒸しタオルで拭いてあげることも、猫の衛生管理には効果的です。蒸しタオルの後にブラッシングをしてあげるとムダ毛もよく取れます。高齢になってきた猫さんの場合、毛が長いと絡まったり束になったりしやすくなりますので、あらかじめ被毛を短くカットしてから行うほうが良いでしょう。わが家でも定期的に2匹の愛猫に蒸しタオルを施していますが、とても気持ちよさそうにゴロゴロと喉を鳴らしています。温度が保たれやすく、猫の体がすっぽり包める大き目のタオルがおすすめです。

文/こしあんブルー
キャットケアスペシャリスト
キャットシッター