ねこラム

話題の「ねこじゃすり」を使ってみた!愛猫がうっとりとろけるってホント?


「猫がうっとりとろける不思議な道具」として、愛猫家の間で話題になっている「ねこじゃすり」をご存知ですか。今回は、猫と人間の新しいコミュニケーションブラシとして、注目を集めている「ねこじゃすり」を紹介します。

立派な箱に入って届きます!

立派な箱に入って届きます!

偶然の発見から開発された商品

ねこじゃすりの誕生秘話はユニークです。開発したのは、126年の歴史がある広島の老舗やすりメーカー。もともと、食品用の樹脂製のやすりの開発に取り組んでいたそうです。しかし、開発に行き詰まり、試作品をたまたま飼い猫に使ってみたところ、とても気持ちよさそうな反応を見せたことに着想を得て、急きょ猫用の商品開発が進むことに。こうして生まれたねこじゃすりの特徴が、全面に小さな櫛歯が入っている点です。猫に舐められるとザラザラと少し痛いような感触がありますよね。これは、猫の舌の真ん中には、喉の奥に向かって隙間なく小さな突起が生えているためです。この突起は捕まえた動物を食べるための道具として使われるほか、毛づくろいのブラシとしても役立っています。つまり、ねこじゃすりは、やすりメーカーならではの技術で、猫の舌を再現した商品なのです。

ザラついた猫の舌を再現

ザラついた猫の舌を再現

ねこじゃすりが優れているのは機能面だけではなく、グッドデザイン賞にも輝いたおしゃれなデザイン。派手すぎない自然な色合いの商品なので、室内に置いていてもインテリアの雰囲気を損ないません。右端のさりげない猫のイラストもかわいいですよね。ライトグレーとグレイッシュピンクの2色があり、希望すれば名入れも可能です。

オモチャではありません

オモチャではありません

本当に猫はうっとりとろける?

わが家には猫が2匹おり、さっそく短毛種のロシアンブルーに使ってみました!ねこじゃすりは細い面と太い面があり、細い面は額やあごなどに、太い面は背中やお腹などのケアに向いています。いきなり顔回りに持っていくと怖がる場合もありますので、最初は背中を優しく撫でるようにして、徐々にお腹や額などをケアしてあげると良いでしょう。痒いところを掻いてあげるような感覚でやすりを動かすと、気持ちいいのか自ら体を横に倒してきました。グルグルと喉も鳴らしています。

お母さんに舐められているような感覚?

お母さんに舐められているような感覚?

ブラシではないので、換毛期でなければ毛は抜けません

ブラシではないので、換毛期でなければ毛は抜けません

撫でていると、自ら横倒しに!

撫でていると、自ら横倒しに!

長毛種には向かない?薄毛の種類にも注意

長毛種は短毛種と比べると毛が深く、ねこじゃすりの小さな櫛歯が皮膚に届かない場合があります。メーカーでもねこじゃすりの長毛種への使用は基本的に推奨していません。また、無毛の猫にも向きません。わが家には、デボンレックスといって毛の生え方が薄い種類の猫がおり、額などは特に薄くなっています。このような猫には、特に優しく使ってあげるようにしましょう。

毛がしっかり生えている部分をケア

毛がしっかり生えている部分をケア

猫同士の気分で猫とコミュニケーション

母猫が子猫を舐めてあげていたり、猫同士でお互いをグルーミングし合っていたりすることがありますよね。ねこじゃすりを使えば、飼い主も猫の気分で愛猫とコミュニケーションができるかもしれません。使用後には水で丸洗いできますので衛生的です。もちろん猫さんは飼い主さんの手で撫でられるのも大好きですので、撫でてかわいがってあげている合間などに使うようにすると、より一層喜んでくれるかもしれませんね。

 

参考サイト
やすりのワタオカ
https://www.wataoka.co.jp/

 

文/こしあんブルー
キャットケアスペシャリスト
キャットシッター