ねこラム

猫って本当に夜行性なの?飼い猫の場合は?


猫といえば夜行性。そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。有名なミュージカルの「キャッツ」に登場するストリートキャッツたちも、夜になるとあちらこちらの物陰から現れ、自分たちの時間がやってきたとばかりに、生き生きと目を輝かせてダンスを踊り始めます。
猫は本来、夕方と明け方に活動を行う「薄明薄暮性動物」です。この時間はネズミの活動時間と重なっており、猫に本能的に組み込まれているものと考えられています。自分で獲物を狩る必要のない家猫さんでも夜に急に活発になったりするのは、この野生の名残なのでしょう。

人間よりも人間らしい我が家の猫たち

我が家には現在、二匹の猫たち(六歳と四歳)がいます。彼女たちは生まれたときから人間と暮らしてるためか、どうも野生の部分が年々薄まっていくようです。子猫のときこそ、深夜に急に興奮して走り回ったり飛び回ったりすることもありましたが、今では人間が寝る時間(二十三時頃)には一緒にベッドで眠り、人間が目覚める時間(七時か八時頃)に共に起きます。週末など、たまにこのルーチンを破って人間たちが夜更かしをしていますと、逆に彼女たちの方から膝に乗ってきて体をこすりつけ、さらに顔をのぞきこんで鳴き、「もう寝ましょうよ」とアピールをしてきます。

まだ寝ないの?もう寝る時間だよ。

まだ寝ないの?もう寝る時間だよ。

それでも「もう少し、もう少し」と人間が夜更かしを続行していると・・・・

「・・・・・・」

「・・・・・・」

二匹がかりで無言の圧をかけてきます。
ふだんはそれぞれマイペースにしていますが、強い要求があるときは決まって共同戦線を張るのも面白いです。

猫たちなりの眠りへのこだわり

四歳の猫は私が寝床に入ると自分もチャッと布団の中にもぐり込んできて、必ず右側の腕枕で眠ります。ためしに左に入れてみても落ち着かないようで、必ず右側に入りなおします。彼女なりのこだわりがあるのでしょう。ちなみに朝まで腕枕だと肩が凝ってしまうので、猫が眠り始めたころ(喉のグルグル音が少し静かになってきたかなというタイミング)でスーッと静かに腕を抜くとそのまま大人しく眠ってくれることが多いです。
ちなみに六歳の猫のほうは甘えん坊にお姫様気質が加わりますので、寝る前には寝かしつけて欲しいようです。その日一番の甘ったれの表情で肩や背中にしがみついてきて、グデングデンに弛緩した状態でベッドに仰向けになったりします。
ちょっと手がかかるこんなお世話も、猫と暮らす醍醐味かな?などと思っています(^^♪

こんな顔で見上げられると、抗えません。

こんな顔で見上げられると、抗えません。

 

参考文献
「0才から2才のネコの育て方」高橋書店

 

文/こしあんブルー