ねこラム

10分で読める猫小説 星新一「ネコ」


星新一という小説家をご存知でしょうか?

ショートショートと呼ばれる短編小説より短い1話完結型の小説を、1000編以上書き上げた小説家です。

日本SF作家の御三家とも言われており、どの作品も短いながら読み応えがあるものばかり。短編集もおおく発行されていますが、その中の一つ、『きまぐれロボット』の中にネコを取り上げた作品があります。

作品名はずばり「ネコ」(ストレートなタイトルですね!笑)

どんなお話かというと、短編小説より短いので、長くお話出来ませんが(汗
ネコと飼い主のエス氏は、林の奥で日々を送っていましたが、ある日、自宅の外に突然の異星人がやってきます。
様々な星を調査している異星人。
エス氏は異星人の姿を見るなり気絶してしまいますが、ネコは気絶することなく「にゃあ」と鳴きます。
異星人はテレパシーを使いネコと交流を図り、あなたは大変落ち着いていると感服している、異星人はネコに伝えたのですが、ネコはそれに対して、「いちいち驚くようでは、支配者の地位はたもてない」と返したのです。

支配者は猫…!

ここで、自分は「え?えっ?」と驚いて、ネコがこの星の支配者というのはどういうことだ!と思ったのですが、読み終わる頃には、たしかにネコがこの星で一番偉いかもしれないとうなずくと思います。



星新一『きまぐれロボット』 (角川文庫)

ライター:メガネのフチは青色